【2期生】ひがしなりソケットLAB.から生まれたアイデア

On 3月 31, 2020, Posted by , With 【2期生】ひがしなりソケットLAB.から生まれたアイデア はコメントを受け付けていません。
 今年度の「ひがしなりソケットLAB. 」に参加した2期生のうち、アイデア発表会でプレゼンテーションしたのは6組8名の方々でした。それぞれの発表概要について、詳しく聞いてみたい!という方は、ぜひ動画によるプレゼンテーションもご覧くださいね。

このページでは、以下内容について、ダイジェストにご紹介していきます。各プロジェクトやアイデアについて、ご質問やお気づきの点がある方は、お気軽に東成区役所総務課までお問い合わせください。

2期生の新たなアイデア発表

  • お風呂で過ごす時間を贈り合う「風呂PROプロジェクト」動画
  • 一人になっても大丈夫な仕組み「お節介に繋がりを結ぶ、りぼんさん」動画
  • 両施設の女性たちが輝くアイデア「カラーズビューティプロジェクト in リアン東さくら」動画
  • 鍼灸の良さを知ってもらう「チャリティー鍼灸治療体験会」動画
  • 「犬と一緒に避難訓練」を考えるアイデア 動画
  • ひがしなりに特化したまちの情報サイト「東成ナビドットコム」動画

お風呂で過ごす時間を贈り合う「風呂PROプロジェクト」


メンバー:吉見(入浴サービス株式会社)
動画:こちら

自身の想い

寝たきりの高齢者・障害者の方に特殊浴槽をお持ちし、入浴介助をおこなう訪問入浴や、福祉用具・健康用品を取り扱うショップを運営しています。誰もが楽しめるお風呂、くつろげる文化を知りたい・広げたいと思います。

現状・着目点

  1. ゆとりのない現代人
    目まぐるしい現代社会で、お風呂はリラックスして過ごせる貴重な場所ですが、働き方・ライフスタイルの変化により、お風呂に入る時間・銭湯に行く機会が減少。銭湯に行ったことがない子供もいます。
  2. 時間はあるけど、お風呂に入る手段が無い方
    身体が痛い・浴槽をまたげないなど、お風呂に入りたいけど入れない高齢者や障害者などの風呂難民がいる一方、潰れる銭湯も数多くあります。

アイデアについて

「忙しくてお風呂に入れない人」「お風呂に入りたいけど入れない人」の足りない部分・足りている部分をシェアして還元できないか、検討しました。

  1. 出張足湯
    地域イベント・施設など今ある取組みに+αとして、足湯をお持ちします。気軽なお風呂として足湯を提供し、お風呂の良さを見直すきっかけに。両者の良いサイクルを作ります。
  2. 介護ショップ「ケアフル」
    地域密着型のアンテナショップとして展開。毎月26日「お風呂の日」に入浴剤販売・セールをおこないます。
  3. 銭湯とのコラボ
    シャワーチェア・段差解消のスロープ提供が可能です。年齢・障害の有無に関わらず銭湯を楽しんでいただきます。

検討課題・お願い

出張足湯を付加価値として利用してもらえる企業・団体さんを探しています。1団体ではできないことも多いので、一緒に活動できたらと思います。

一人になっても大丈夫な仕組み「お節介に繋がりを結ぶ、りぼんさん」


メンバー:熊谷(有限会社たんぽぽ)
動画:こちら

自身の想い

訪問介護など介護事業を大阪市全域にサービス展開。ここ10年で「迷子のご老人」「突然の緊急搬送」「孤独な死」が増えてきました。そのような状況に陥ってしまう人に共通するのは「支障ない」という言葉です。

現状・着目点

  1. 介護が必要ではないが、あった方がいい方
    大きな不調ない・ご家族に支えられて暮らせている方。他人のお世話になるくらいなら自分で頑張れるため「支障ないですよ」とお断りされます。主治医や娘さんがずっといると思われていますが、実際はそうとも限りません。
  2. 地域活動に取り組んでいる方
    積極的に介護に関わっているわけでもないが、PTAや町会など地域活動に参加しており、参加することに対して「支障ない」と取り組まれる方々。

アイデアについて

地域活動で活発な方に、お節介に繋がりを結ぶ「りぼんさん」として関わっていただき、手が届く距離にいる人しかできないことをおこなっていただきます。

東成区では【住民(当人)】【町会・町内会】【事業者・商店(介護)】【社会福祉協議会】【行政】が個々で動いています。ここに、お節介かと思われても差し出す能力があり、地域社会の隙間を察知し埋められる「りぼんさん」が入り、他のステークホルダーと連携することで、ネットワークの足りない面を網羅します。
組織形態としては、参加者の自主性重視しながらも、中核組織がルールに従い管轄するネットワーク組織を考えています。

「支障ない」を超えるのは「実感と実践」です。「りぼんさん」になっていく思考・きっかけを提供します。

両施設の女性たちが輝くアイデア「カラーズビューティプロジェクト in リアン東さくら」


メンバー:水谷(母子生活支援施設 リアン東さくら園)、岡村(就労移行支援 カラーズ)
動画:こちら

自身の想い

  1. 母子生活支援施設 リアン東さくら
    夫のDVなどで母子家庭となり、支援が必要な母子が一緒に入居できる児童福祉施設。いずれ地域に出て生活できるよう応援しています。
  2. トータルビューティ就労移行支援事業所 カラーズ
    精神疾患等を持ち、社会復帰や就職を望む人が通う福祉障害サービス。働くための知識を習得し、生活を整えます。カラーズは業界初の美容業界での就職を目指せる事業所です。

ともに、生きづらさを抱えたすべての女性が輝ける場所を作りたいと願い、協働に至りました。

課題

双方の利用者は、発達・精神障害、自尊心・自己肯定感が低い、社会経験がない、コミュニケーションが苦手…など、生きづらさを抱えている点で共通。社会の一員として誰かに認められた経験が少なく、自信がないという特徴があります。

アイデアについて

美容技術を身につけたカラーズの利用者が、リアン東さくらに入居しているお母さん向けにネイル&ハンドケアなどを低価格で提供します。

  1. カラーズの利用者への影響
    • 利用者様への職場体験の機会を提供
    • 「ありがとう」と言っていただける喜びを実感
    • 収入を得ることで仕事へのやりがい・責任を感じる
  2. リアン東さくらの利用者への影響
    • 通常数千円するサービスを気軽に受けられる
    • 綺麗になることで自信がつく
    • 疲れているお母さんが元気になる
    • 自分も何か挑戦してみようかな?と思える

サービスを受けることでお母さんが美容に興味を持ち、自身も誰かを綺麗にする側になりたいと、カラーズに通うようになることも考えられます。双方の利用者に社会参加の機会を作り、自信に繋がる一歩をつくります。将来的には、移動式モバイルビューティサロンへの展開も検討しています。

検討課題

  • サロンをおこなう場所
  • 材料・コスト
  • 広報
  • プロジェクト名

鍼灸の良さを知ってもらう「チャリティー鍼灸治療体験会」


メンバー:弘中(森ノ宮医療学園専門学校)、勝山(アズコネクト株式会社)
動画:こちら

自身の想い

東洋医学を教える森ノ宮医療学園専門学校にて、鍼師・灸師の養成をしています。区民の方々に東洋医学を知ってもらいたいと思います。

現状・課題

  1. 鍼灸治療のイメージ「痛い・熱い」
  2. 鍼灸治療に関する情報は不足しており、どんな症状に効くかも知られていない
  3. 学生数は少子化で減少
  4. 鍼灸治療の受療率は5〜7%と低い

アイデアについて

「チャリティー鍼灸治療体験会」を開催し、鍼灸を多くの方に知っていただく機会をつくります。

  1. 「痛い・熱い」がない、鍼灸治療のイメージアップ
  2. 鍼灸治療での健康の維持・改善に貢献
    鍼灸は肩こり・腰痛等以外にも内蔵・婦人科系疾患や、未病(不調を感じるが病院で診断名がつかず、処方してもらえない状態)も対応。ライフステージに応じた治療で健康維持に貢献し、人生100年時代に東成区の健康寿命No.1を目指します。
  3. 体験をきっかけとした鍼灸治療の受療率の増加
  4. 質の高い鍼灸師の育成
    学生・卒業生の経験蓄積・見修をします。また、治療が身近になることで、鍼灸養成施設への受験者数増加を期待します。
  5. 森ノ宮医療専門学校(区内)での開催による、人の往来の増加
  6. 治療費を全額東成区の公的機関に寄付
    区民に還元すると共に、社会貢献への参加意識を持ちながら参加して頂きます。

準備

  • モデルケース作成
  • 情報発信(ポスター・SNS、近隣の自治会への挨拶など)
  • 鍼灸治療院MAPの作成
  • 広報・鍼灸希望の有無の事前リサーチの協力依頼

将来的には、区内の他業種とのコラボも実施したいと考えています。

検討課題・お願い

  • 広報協力
  • 鍼灸希望の有無の事前リサーチの協力

「犬と一緒に避難訓練」を考えるアイデア


メンバー:吉村(ドッグトレーナー)
動画:こちら

自身の想い

環境省は、災害時には犬と一緒に避難すること、飼い主は避難生活に備え日頃から躾をするよう示しています。犬の避難訓練など、実際体験してみないとわからないことも多いのではないでしょうか。

現状・課題

環境省は東日本大震災時を受け災害時におけるペットの救護対策ガイドラインを作成し、各避難所にルール策定を促してはいますが、策定できている避難所は多くはありません。また、ペットに限らず災害弱者(乳幼児・高齢者・身体障害者など)についても対応状況は様々であり、個々で避難所に確認する必要があります。

東成区 世帯数とペット飼育頭数

  • 2018年5月末 82,000人突破
  • 2017年度 2,419頭

ペットとの避難の扱い

  1. 同行避難:一緒に逃げ、違う場所で生活する
  2. 同伴避難:一緒に逃げ、同じ空間で生活する
  3. 受け入れ拒否
    ※避難所では飼い主が責任を持って飼育する義務がある

アイデアについて

  1. 本テーマについて「考える会」立ち上げ
  2. 東成区運営の防災情報発信にペット情報を入れる(LINE@)
  3. 区内ペット関連企業から同行避難への支援表明を依頼
  4. 事前登録の制度づくりなど、「飼い主の会」立ち上げ

被災者の方が「自身のコミュニケーション能力が助けてくれた」と話されていたのが印象的でした。いま私達にできるのは、災害弱者やペットの避難計画について一緒に考えながらコミュニケーションをとることです。

検討課題・お願い

  • 考える会に賛同してくださる方の参加
  • ソケット3期生になってください

ひがしなりに特化したまちの情報サイト「東成ナビドットコム」


メンバー:久保井(久保井インキ株式会社)
動画:こちら Webサイト:こちら

自身の想い

住民票・印鑑証明用紙向けカラーコピー防止インキなど、公益性の高い特殊な印刷用インキを製造している会社であり、インフラ企業を目指しています。

課題・着目点

ひがしなりソケットに参加して気づいたことのは、メンバーが考える事業はすべて社会性・公益性があり、社会に拡げていくべきアイデアでした。しかし、拡げる術が少ない状況。一方、メディアは多様化しており、拡げる術を自分たちで作ることができます。

アイデアについて

東成区及びその近隣の方をメインターゲットとし、東成の情報に特化して発信するメディア「東成ナビドットコム」を2019年12月に開設しました。東成区民の、東成区民による、東成区民のためのWebサイトです。

  1. 発信内容
    社会性・公益性と地域特性を重視した地域メディアとして、ひがしなりソケットや、ひがしなりSDGsアンバサダー認証協議会、その他区政、地域の中小企業の情報を中心に発信していきます。
  2. 現状
    12月にオープンしたばかりで、2月初旬時点で記事は100本程度。まだアクセス数は少ない状態です。

今後の検討課題・お願い

  • 情報や記事の提供
  • リンクも張っていただき、お互いの情報発信へ

1期生によるプロジェクトの報告や、留学生・大学生の発表アイデアの詳細は、別ページの記事や動画(プレゼンテーション)をご覧ください。

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